PCY 2015の事業概要
本年度のテーマ
Solving poverty through a sustainable system!
~持続発展可能なしくみで、貧困の問題を解決!~
世界では現在、教育、健康、生活水準のうち2つ以上に問題を抱えた人々、すなわち多次元貧困人口がほぼ15億人います。これらの人々には、政府の適切な政策、基本的な社会サービス、そして自由な市場へのアクセスする潜在的な選択肢がありません。多次元貧困の根絶には、「脆弱さ(Vulnerability)」を解消していくことが不可欠です。そのためにも、官に依存せず、民の力で地域の人々と向き合い、「脆弱さ」を解消する持続発展可能な社会=「新しい価値」を構築していくことが重要であると考えます。
本年度の目指すアクション
Sharpen your sensitivity for creating new value!
~感性を研ぎ澄まし、新しい価値を創造!~
「 多次元貧困の問題 」に刮目し、世界で起こる貧困問題をとりまく実情への見識を深め
世界の学生と価値観の違いを乗り越えて、あらかじめ選定された地域の問題を解決するために現地に赴き、貧困をとりまく実情を実感し、個々の感性を研ぎ澄し かけあわせながら、発想の転換と創造力を掻きたてて、具体的な解決方法を導き出していくことがPCY2015の目指すアクションです。
事業構成
The Chater of PCY(世界学生平和憲章)についての理解を深め、世界の諸問題が自身の生活に繋がっていることを認識してもらいます。
持続発展可能なプラン構築
本年度は本事業期間にカンボジアに行く予定であるため、事前にカンボジアの現状や問題、その背景を学び、どのような課題があるかを作成することで世界の人びとが響き合う有益な関係を想い描いて頂きます。
世界の学生と共に過ごす絶対に忘れられない7日間
国内・海外学生が、カンボジアと大阪を舞台に合わせて約7日間の時間を共有します。
実際にカンボジアに赴き、現地の人びとと触れあい、世界の現実を目の当たりにしてもらい、現地の人びとの想いや現状、背景を肌で感じ取ってもらいます。そして、大阪にて実感研修の経験を活かして、互いの違いを受け止め、議論し合い、アクションを起こす計画を立てることを通じて、様々な違いを越えた世界平和の基盤となる協力し合う関係の構築し、脆弱さを解消する持続発展可能なプランを生み出していきます。
PCYで得たものや導き出した提言を広く世界に発信!
PCYで学び導き出したものをまとめて広く社会に発表し、社会起業家として活躍している企業や団体の発表を聞いてもらい、自らが変化の先鞭であるチェンジメーカーとして世界を牽引していく強い意志を確立してもらいます。
PCYメンバーがそれぞれの国で活動し、その活動内容を毎月振り返ることで、実行し続けて成果をだせるようにします。そして、自分たちの一つ一つの活動が世界をより良くしていくことを実感してもらいます。
スケジュール
PCY2015 スケジュール (予定) |
2015年4月15日(水) ~ 2015年6月30日(月) |
選考開始 40名のPCY参加メンバー決定 |
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2015年8月2日(日) | プレPCY (対象: 国内学生PCY参加メンバー) |
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2015年8月22日(土) ~ 2015年8月30日(土) |
本事業期間 (対象:国内・海外のPCY参加メンバー) |
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2015年8月22日(日) ~ 2015年8月25日(火) |
カンボジア実感研修 (対象:国内・海外のPCY参加メンバー) |
これまでの参加者
PCY国内参加者大学名 | |||
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関西外国語大学 | 関西学院大学 | 関西大学 | 畿央大学 |
近畿大学 | 九州大学 | 慶応義塾大学 | 首都大学東京 |
大阪経済法科大学 | 大阪府立大学大学院 | 大分大学 | 津田塾大学 |
東京大学 | 東京理科大学 | 同志社女子大学 | 同志社大学 |
日本大学 | 武庫川女子大学 | 福島工業高等専門学校 | 名古屋大学 |
明治大学 | 立教大学 | 立命館アジアパシフィック大学 | 立命館大学 |
和歌山県立医大 | 和歌山大学 | ||
PCY参加者国籍 | |||
日本 | 韓国 | 中国 | ベトナム |
カンボジア | タイ | インドネシア | オーストラリア |
タジキスタン | アルバニア | トルコ | ロシア |
ポーランド | フランス | エジプト | ボツワナ |
カナダ | メキシコ |